2016/11/09

赤ちゃんが、初めて、年の近い子どもと心を通わせた話@恵比寿にて

先日、日曜美術館を見て、その足で山種美術館に行ってきました。

それだけでは物足りないので、恵比寿ガーデンプレイスに足を伸ばします。相変わらず、ソファスペースがありました。

ハロウィンも終わったので、もうツリーが置いてあります。














以前、都心の一等地にあってタダで使えるこの素晴らしい空間について記事を書きました

前に来たよりも、明らかに混み合っています。多くの人がこの場所を知るようになったのでしょう。しばらくは、柱の陰にある長イスで時間がたつのを待ちます。それでも6時を過ぎる頃には空きが出てきて、ソファに腰掛けることができました。

この場所には、みなさんが持ち寄った本が並べられた本棚があります。古い「暮らしの手帳」が置いてあったり、手に取りたくなる本がそろっています。私は、「超整理法」を読んでいました。

わが子は、あっという間に生後4か月を過ぎ、ふらふらしながらも何とか座ることができるようになっています。この日も、そんな風に、ソファに腰かけていました。

すると、近くにいた男の子がすすっと近寄ってきて、「こんにちは」と声をかけてきたのです。年は3歳くらいでしょうか、わりと細身の男の子です。

しばらく見つめあって、男の子は、立ち去っていきました。

それだけのやり取りでしたが、男の子が行ってから、わが子が、見たことのないくらい、心の底からの笑顔をしたのです。声をかけてもらって、すごくすごくうれしかったんだなと、その顔を見てすぐに分かりました。

ほんのささいな交流かもしれませんが、子どもが人とかかわることをおぼえた瞬間に立ち会うことができて、私にとっても喜びでした。

その子は、その後も、本を持ってきてくれたりして、プレゼントのつもりだったのでしょうか、楽しい気持ちになりました。その子自身も読めないような大人向けの本だったのですが。

前日、私は保育園の申し込みに市役所に行き、そこで、子ども同士で遊ぶ姿を見ていました。「うちの子が遊ぶようになるのは、まだまだ先の話だな」と思いながら見ていたので、この日の出来事が、よりいっそう印象に残ったのです。

帰りには、土曜日に始まったばかりのイルミネーションを見て、心躍る時間を過ごしました。(イベントの紹介記事)



























ではでは。