2018/02/23

死に触れて、生きることを考える。分け与える喜び。

大杉漣さんが亡くなったというニュースがありました。

あまりドラマを見ない私でも知っている有名な方。60代という若さだけに、改めて命のはかなさを感じます。

職場でも、現役の人の訃報に接することがあるわけで。わが身に置きかえて考えてしまいます。

もちろん、寿命が何歳で尽きるかは人それぞれ、運命によるもの。

先日亡くなった祖母は、101歳でした。

それこそ、生まれた時から面倒を見てもらっていて、私が社会人になってから10年ほどは二人で一緒に暮らしていたほどです。

小さい頃は、幼稚園のグッズに刺繍をしてもらったり、大きくなったらセーターを編んでもらったりしたものです。

一緒に暮らしていた時は、家事の面倒を見てもらって。それは、社会人失格じゃん? という非難は甘んじて受けますが。

いろいろなものを与えてもらいました。もらったものは物ですが、こうして何年たってもおぼえているのは、愛情を受け取ったからに違いありません。

私も、結婚して、妻ができ子ができて、愛情を与えることができる立場になりました。

どんな形で愛を与えて、寿命をまっとうしようか。そんなことを考えてしまいました。

人に喜んでもらえる私のただ一つのスキルは、お菓子作りです。ですから、お菓子作りの腕をみがいていくのが良いのかなと思うのでした。