2018/03/27

里親制度について勉強してみた

厚生労働省は、里親制度を使って子どもを育てる人を増やそうとしています。
ここの資料を見ると、現在、里親に育てられている子どもが数千人いるようです。それを十数年かけて倍にしたいとのこと。

ただ、NHKの調査で明らかになったのは、里親を引き受けるのはたやすいことではないという話です。

数字を見ると、半分の人が、「基本的生活に難しさがある」「愛着障害を感じている」とのこと。
愛着障害とは、乳幼児期に長期にわたって虐待やネグレクト(放置)を受けたことにより、保護者との安定した愛着(愛着を深める行動)が絶たれたことで引き起こされる障害の総称。(引用元はコトバンク)
ただ、子どもとの関係を解消するに至った人は、全体の約1/4とか。苦労を感じつつも、子どもとの関係を維持しようとしているふうに思えます。

やはり、血のつながっていない子とはいえ、子育てはやりがいを感じるからなのでしょうか。