2015/12/02

年末たすけあいの季節に、ザッカ―バーグ氏のニュースを聞く

12月といえばNHKも広く募金を呼びかける月ですが、
こんなニュースがありました。

フェイスブック創業者 保有株の99%を慈善活動に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151202-34981308-bbc-int

ひるがえって、日本の寄付の状況を見ると、諸外国に比べて、
一人当たりの寄付額で見劣りがするらしいです。

なぜなのか。
私なりの考えは、人々の自立心の高さに原因があると思っています。
「自分のことは自分で」「人に頼るなんてとんでもない」
という気持ちの裏返しで、
人をあてにせずに自力で日々の困難を乗り切るべき
(災害等の非常時は除く)という思いがあるからでは
ないでしょうか。

一般に、このような考え方は美徳と思われていますが、
そうなのでしょうか。
セーフティーネットが弱くなり、回りまわって自分にマイナスとなる
気がします。

だからといって、私も多額の募金をしているわけではないのですが。

ただ単に募金を呼びかけるのではなく、
「募金をしてくれるとこんなに役に立ちます」と具体的にアピールが
あれば募金のモチベーションもあがるかなと考えます。
自立心の高い世間に遠慮して、そういったアピールは
控えめになってしまうのかもしれません。