2015/12/25

金沢の「お菓子都市」っぷりに驚き

多くの人が、ケーキ屋に集まる今日という日、
私も、ケーキ屋の行列に並びました。

では、ケーキはどれくらい消費されているのでしょう。

クリスマスシーズンに限定した統計はなかったのですが、
総務省の家計調査で、
品目別の都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキングが
発表されています。
なお
(1) 二人以上の世帯が対象で
(2) 数字は、平成24年(2012年)~26年(2014年)の平均です。
リンク先はこちら。
http://www.stat.go.jp/data/kakei/5.htm

















これによれば、金沢は、2位に大きな差をつけて、
ケーキを消費していることがわかります。
菓子類全体の消費額も大きく、まさに「お菓子の町」です。

歴史的な背景としては、
(1) 茶の湯が栄えて、和菓子が盛んに作られるようになった
(2) 浄土真宗の広まりとともに、庶民の間でも菓子が
 広く食べられるようになった
ということがあるようです。

(参照)金沢市ホームページ
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/17003/dentou/bunka/wagashi/

洋菓子が多く食べられる時代になっても、菓子文化は形を変えて
残ったといえます。

最近では、「いしかわスイーツ博」というものも開催されて、
菓子文化をアピールしているようです。
http://www.hot-ishikawa.jp/sweets/

新幹線も開通したことだし、一度はスイーツ博に
行ってみたくなりました。

最後に、今日食べたケーキをひとつ。お店は「シャンドワゾー」
http://www.chant-doiseau.com/















濃厚なチョコレートと、クランチやナッツのの歯ごたえが調和していて
至福のときを過ごしました。